浜松の税理士太田彰「経営徒然草」

飲食店で働くアルバイトの女の子から
こんな相談を持ちかけられた。
「Ａ君とＢ君からコクられて悩んでいるんですぅ－」と。
よく”悩む”という言葉を使うが、答えを出したいなら
”考える”しか方法はない。
”悩む”ということは時間の流れを緩やかにして、
怠惰なとっても心地よい時間を与えてくれるだけだ。
ところが”考える”のは脳みそが汗をかいて
必ず答えを出す作業である。
アルバイトの女の子の悩みは、
「そんなものはどっちでもいいんだよ」というのが
答えだ。
本質のわかっている素晴らしい人間は、疑問を抱いたら、
まずは一人で徹底的に考えて、自分なりの答えを持ってから
他人に意見を求めるものだ。
”悩んでいる”のではなく、結論が出ていて
確認したいだけの場合もよくある話しだ。
しかし女の子だけではなく、いい歳こいた社長連中まで、
何でもかんでも闇雲に「なんで？」「どうして？」と悩み、
私に疑問符を連打する。
まずは、自分の脳みそで、”考える”ことだ。

Written by Hiromichi

監修：太田彰税理士事務所
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