2016年04月24日

メールを全員で共有する

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 ■社員を元気にさせる方法をタダで伝授しましょう。

  しかも原価は0です。その上、超簡単な方法です。


 ■受注メールやお礼メールを全員で共有すればOKです。

  「Aさんへ、○○を30セットほどお送り願います」
  「Cさんへ、先日は本当にありがとうございました」

 ■というメールが届いたら、AさんやCさんだけでなく、

  すべての社員が自分のパソコンで受信する仕組みです。
  すると、AさんやCさんは間違いなく元気になります。

 ■しかし、Bさんは凹みます。世の中、多少の犠牲は必要です。

  ノルマを達成する喜びもありますが、みんなに評価されたい、
  経理課のDさんに振り向いてもらいたい!という方が上です。

 ■受注金額の多さやお礼文の長さの問題ではありません。

  上司や同僚、部下やDさんにいい顔がしたいだけです。
  ちょっとした見栄をなでるだけで元気は簡単に出ます。




 まったく売れない、1つも感謝されない社員。
 このような社員については偽装工作をします。

 あるお得意先にお願いをして「今度、飲みに行こう!」と、
 1cmも心がこもっていない安いメールを送ってもらいます。

 それをすべての社員が自分のパソコンで受信します。

 「ほう~、あの社長とBさんは意外に仲がいいんだ」
 そう思わせるだけで十分です。Bさんは大喜びです。

 まぁ、その後のそのお得意先へのフォローが大変ですが。

 ポイントは、だれかにいい顔をしたいだけってことです。





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Otax - 税理士太田彰サイトへ「早いもん勝ち」より「続けたもん勝ち」
Written by Akira Ota -Tax Accountant  
タグ :税理士浜松


Posted by akky at 11:50コラムKEIEI

2016年04月19日

「うまい指示」と「まずい指示」

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子どもの頃は親に学生時代は先生に、「分かったか?」と聞かれ、

「分かりました」と答えながら本当は

何も分かっていなかったことはありませんか。

会社では上司と部下の間で同じことが起こっているかもしれません。

この場合、上司の指示が部下にちゃんと伝わっているかどうか、

まずはそこから考えてみる必要がありそうです。



例えば「定期的に顧客をフォローするように」

という指示は「うまい指示」とは言えません。

なぜなら「定期的」や「顧客フォロー」の内容があいまいだからです。

「定期的」とは週に一度なのか1カ月に一度なのか。

何をすれば「顧客フォロー」なのか。

そこを部下に言わなければ指示の意図が伝わらず、

上司としても「やった」「やらない」を評価できません。



評価できない指示は「まずい指示」の典型かもしれません。

「先月に注文をしてくれた客先には週に一度、

顔を出して、使い方で分からないことはないかを直接確認しておくように」。

こうした具体的な指示なら部下は自分のやるべきことをイメージできます。

上司と部下との間で「定期的」や「顧客フォロー」の認識がずれることもありません。

指示に対する行動を評価することもできるでしょう。

「うまい指示」の条件は、第一に相手が

指示の内容を具体的にイメージできること。

具体的にイメージできないと実際の行動が伴わず、

口先だけの「分かりました」になりがちです。



次に、評価できる指示であること。「売り上げアップ」は一見評価できそうですが、

どの程度が「売り上げアップ」なのかが不明瞭です。

その点、いわゆる数値目標なら結果は一目瞭然で評価も可能になります。

具体的で評価可能な「うまい指示」には、

最低でも「いつまでに、何を、どうするか」が必要でしょう。

「顧客と信頼関係を築いてこい」のひと言で信頼関係を築いてくる部下は優秀ですが、

ごく少数だと思ったほうがいいかもしれません。

言葉だけ投げかけても部下に行動を促すことは困難です。

具体的なイメージができるからこそ、

人は行動に移すことができるのではないでしょうか。





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タグ :税理士


Posted by akky at 11:49コラムKEIEI

2016年04月10日

聖地で戦うな

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 ■以前に「うどんのネットショップを手伝ってくれませか?」と、
  言った奴がいました。

  そいつは「うどんの聖地の讃岐で一番になりたい」と、
  私には理解しがたい意味不明なことを言ってきました。

 ■だから、ネットショップをやるのに、

  なんで讃岐が出てくるのでしょうか。
  しかし、この手の連中は結構、多い。

 ■例えば、ライバルがしのぎを削る本場で戦いたいとか、

  ○○○をするなら絶対に北海道で一番になりたいとか。
  こーいう考え方をすると成功するものも成功しません。

 ■各家庭でうどんを打つような恐ろしい地域で頑張るよりも、

  お金を支払って済ます都会の人間に売り込む方が正解です。
  お客さんは間違いなく東京と横浜にしか存在しないんです。

 ■聖地で戦うのは頭の線が1本切れた連中です。だから、

  共倒れするまで仁義なき戦いをさせておけばOKです。
  讃岐の福澤諭吉と東京の福澤諭吉はまったく同じです。

 ■いいですか、東京から見れば、香川も福岡も高知も島根も

  「あっち」としか思いません。地図を見ても分かりません。
  聖地云々とこだわっているのは半径50キロの中だけです。

 ■日本の長さは、北海道から沖縄まで3000キロもあります。

  なのに、どうして狭い50キロの中だけで戦うのでしょうか。
  商売を長く続けたいならば聖地で戦うことは避けるべきです。




 3000キロってむちゃくちゃ長いですよ。
 日本が小さくて狭い国だと思っているのは、

 せいぜい日本人ぐらいなものだと思います。

 人口でもそうです。世界の中でも上から数えた方が早いです。

 だったら、半径50キロの中で戦うんじゃなくて、
 3000キロの広い世界で戦えばとっても楽です。

 なのに、その業界の聖地で勝負をしようとする連中がいます。
 そこで一番になると天下を取った気にでもなるのでしょうか。

 だから、同業他社には聖地で戦うことが、
 超カッコいいことだと植えつけて下さい。

 私たちなんか足元にも及びませんので…と言っておいて、
 ネットショップで東京と横浜に向かって販売しましょう。

 聖地で戦うと必ず仁義なき戦いになるので血が流れます。





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Posted by akky at 11:56コラムKEIEI

2016年04月03日

不幸の中にしか幸せは存在しない

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 ■話は簡単なことで、目の前のご馳走をご馳走だと思うのは、

  毎晩のようにご馳走を食べていないからです。が、しかし、
  しょっちゅうご馳走を食べている人はそれが当たり前です。

 ■そう、それが私の考え方の基本です。

  毎日のように幸せな日が続いたなら、
  それが幸せだとは思わなくなります。

 ■お茶漬けがあるから鰻丼がご馳走に思えて、

  家の近所のドブにはまったことがあるから、
  なにもなかった一日が幸せに思えるのです。

 ■朝っぱらから、瀬戸内寂聴っぽい自分です。

  要は、不幸の中にしか幸せは存在しません。
  幸せの中に幸せを見出すことはできません。

 ■それを援用して考えますと、古いものの中にしか

  新しい発想は生まれません。これが私の原則です。
  そう、映画も本も音楽も1980年代が最後です。

 ■特に映画は1940年代ばっか観ています。

  私の中ではモノクロじゃないと許せません。
  でも、そこから天然色の発想が生まれます。

 ■世間は、新しい情報に流され過ぎです。

  正しい答えは大昔から正しいはずです。
  新しいものは古いものの使い回しです。

 ■次から次へと新しい情報を真に受けていたらキリがありません。

  でも、ほとんどの人が昨日より新しいものを追い求めています。
  要は、いつまでも自分の尺度を持てない奴に幸せは訪れません。




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Posted by akky at 12:16コラムKEIEI