2016年03月21日

だからこそ「今日」という一日を大事にしたい

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極めて短い時間を「刹那(せつな)」といいます。

仏教の時間の概念において最小単位である「刹那」は、

約75分の1秒だといわれています。

つまり「一瞬」です。



絶え間なく続いているように思える時間は

「刹那」の連続で、あっという一瞬の間に

すべての物事が変化していることになります。

刹那の連続で過去が現在になり、

さらに未来へと連なっていくのでしょう。



この世に存在するあらゆるものは

移り変わっていきます。

すべてが一刻一刻、一瞬一瞬と変化して、

変わらないものは何ひとつありません。

それが「諸行無常」で、

お釈迦様の悟りを表す言葉のひとつです。



「諸行無常」の意味を頭では理解していても、

実感するのは難しいものです。

久しぶりに会った人の変化には

敏感でも毎日、

顔を合わせている人の変化には気付きにくく、

何も変わっていないように見えることさえあります。



自分のことも同じでしょう。

10年前の写真を見れば変化は一目瞭然ですが、

1年前くらいの写真では変化が

読み取れないかもしれません。

けれどそれは錯覚です。

私たちは1年ごと確実に変化しています。

1年経てばひとつ年を重ね、

その分だけ老いてもいます。



1年で変化しているということは、

1日ごとにも変わっているわけです。

1日で変化しているのなら

1時間、1分、1秒、刹那ごとに

あらゆるものが変化しているのでしょう。



言い換えれば、刹那の連続で

1年、10年、そして一生となっていくのです。

こうしている間にもどんどん時間は過ぎていき、

すべては変化しながら少しずつ

老いて人生の終わりに近づいていきます。



時間は命と同じです。

生まれたばかりの赤ちゃんも80歳の人も、

残された時間が減っていくことに変わりはありません。

実感するのが難しいだけで、

誰でも刹那、刹那に命が失われています。

時間の無駄遣いは命の無駄遣いだと思えば、

少しは「今」を大事に生きられるでしょうか。

お釈迦様の悟りには達せずとも、

せめて「今日一日を大事にしよう」という気持ちで

毎日を積み重ね、商売に精進していきたいものですね。





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Written by Akira Ota -Tax Accountant  
タグ :税理士浜松


Posted by akky at 11:18コラムKEIEI

2016年03月20日

器の中が居心地がいい

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 ■中学生の息子を持つ母親から相談を受けました。

  私は、ときどき教育コンサルタントになります。
  教育も育児もした記憶はまったくありませんが。

 ■それでも普通に応えられる自分が大好きです。

  その母親は「うちの息子は学校は好きですが、
  勉強が大嫌いで困っています」と言いました。

 ■大体、こーいう男子は野球部です。

  私が訊ねると案の定、そうでした。
  彼は、人気者だけど成績は2です。

 ■2番ではありません。5段階の2ばっかです。

  私は「大丈夫ですよ。野球さえやっていれば、
  ○×高校へは入れます」と笑顔で答えました。

 ■「○×高校ですか。。。」とお母さんが凹むので、

  「○×高校出身でも立派にやっている人はいます。
  数々の問題はありますが食ってはいけます」と私。

 ■それどころか、私の同級生を見ても成功している奴は、

  勉強は嫌いだったけど学校は好きだった奴が多いです。
  最も厄介なのは勉強は好きだけど学校が嫌いな奴です。

 ■もっと言えば、仕事は嫌いだけど会社が好きな奴は成功します。

  社会の中で生き残る術(すべ)を自然と身につけているのです。
  人生、死ぬまで勉強だと言って本当に勉強をする奴はいません。

 ■その器の中が「居心地がいい♪」と感じられたら、

  それで十分です。地球という器、その中の社会に
  適応さえできれば絶対に生き残ることができます。




 個人的にはあまり好きではない斉藤一人さんが、著書の中で
 「勉強は嫌いだったけど学校は好きだった」と書いています。

 1冊も読んでないけど。

 学校の先生とかそこらの安い母親が言う勉強は、
 国語、算数、理科、社会ですが本当は違います。

 テストの点は30点以上取ったことがないけど、
 それでも学校が好き!という奴は大成功者です。

 学校が、地域が、会社が、社会が、地球が好きだという野球部は、
 どの器に入っても生き残る術をちゃんと身につけている証拠です。

 生き残る術が本当の意味での勉強なんだと私は思います。
 なお、私はほとんど嫌いで自分しか好きではありません。





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Posted by akky at 12:21コラムKEIEI

2016年03月06日

上司は選ぶ必要がない

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 ■サラリーマンが抱える悩みの1つは、上司です。

  部下は選べても上司は選べないと思っています。
  まぁ、選ぶというより服従するという感じです。

 ■でも、そんなことをしていると後々、

  取り返しのつかないことになります。
  そこで大切なことをお話しましょう。

 ■上司は、部下よりも先に死にます。

  コバンザメのようにくっついても、
  その上司は先に逝ってしまいます。

 ■たしかに、自分にとって経理課の課長は直属の上司ですが、

  それは組織上のことであってコバンザメってはいけません。
  経理課長が居なくなると自分の居場所も失ってしまいます。

 ■そう、昔の学園ドラマの穂積隆信と柳生博の関係がいい例です。

  教頭の穂積隆信に腰巾着のように柳生博がぶら下がっています。
  でも、柳生博は教頭が飛ばされたら自分の居場所を失うのです。

 ■だから、組織として下についたとしても、

  自分の中ではコバンザメってはNGです。
  「だれも選ばない、だれにもつかない」

 ■それをモットーに一生懸命に部下ればいいんです。

  ちなみに、部下る=部下を演じるという意味です。
  今、左隣に居る上司は絶対に先に居なくなります。

 ■上司は、選べないものではなく、

  無理に選ぶ必要がないものです。
  上司を見る度に合掌しましょう。





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Posted by akky at 12:14コラムKEIEI