浜松の税理士太田彰「経営徒然草」

  

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　　　　　そんな浜松市の高台より
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お正月の風景もずいぶん様変わりしました。例えば福袋。

かつては「お楽しみ」だった中身があらかじめ公開され、

今は「お得感」や「実用性」に重きが置かれているものも多いです。



「福」の意味や価値も時代や世相を反映して変わってきたのでしょう。

しかし、「今年こそ！」と新年に誓いを立てたり、

新しいことを始めたりするのは人の習いとして今も昔も変わりません。

時間の区切り方は色々でも、希望や期待を思わせる

「新年」は事始めにもっともふさわしい区切りではないでしょうか。



大正から昭和にかけて活躍した作家の吉屋信子さんは、

新年の思いを暦に託して「初暦　知らぬ月日の　

美しく」と詠みました。

まっさらなノート、まっさらなシャツ、色々な「まっさら」がありますが、


まだめくられていない初暦ほど

「まっさら」という言葉が似合うものはないでしょう。

まっさらな暦には、まっさらな日々が眠っています。

まっさらな日々には、まっさらな時間が詰まっています。

今日から先は未知の世界であり、

そこには個々の未来が静かに横たわっているのです。



商売をしていればままならないことの連続ですが、

暦を一枚めくればその日は「過去」になり、

その下には希望や期待で輝きながら目覚めのときを待つ

「まっさらな未来」がほほ笑んでいるのです。



商売は長丁場。行き当たりばったりで続けていけるものではありません。

経営には長期的な展望や戦略が必要だとされますし、

実際にその通りでしょう。

しかしながらこれだけ時代のサイクルが速くなると、

どれだけ長期的な目標を明確にしても

10年後の社会情勢や環境がどうなっているかは誰も知る由はありません。



今のような時代には、少し先を見ながら「今年こそ！」を「今日こそ！」に替えて、

暦を一枚ずつめくっていく感覚が似合っているように思えてなりません。

初暦は未知の宝庫のようなものです。商売の成功や人生の充実というものは、

「今日こそ！」の積み重ねの先にあるのかもしれませんね。




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「早いもん勝ち」より「続けたもん勝ち」
Written by Akira Ota -Tax Accountant  

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　■このところ不健康な私が言うのもなんですが、

　　長生きの秘訣は悪いものを食べないことです。
　　健康食品を口にしてもなにも改善されません。

　■人間は本来、放っておけばよくなります。

　　それを自然治癒力と言いますが、それは
　　肉体だけに限らず人間関係にも言えます。

　■社員もそうです。悪い社員を使わなければいいだけです。

　　でも、ほとんどの社長はいい社員を使おうと頑張ります。
　　それは無理です。小さな会社にいい社員は集まりません。

　■元城町でニホンオオカミを見つけるようなものです。

　　絶対にいないのよ。とっくの昔に絶滅しているから。
　　絶対に悪い社員を使わなければ会社はよくなります。

　■会社にも自然治癒力があるはずだから。

　　体によくないと知りながら、あなたも
　　ポテトチップスを食べているはずです。

　■その結果、病気になるんじゃないの。

　　体にとって悪いものを食べなければ、
　　放っておいても健康は維持できます。

　■私の周りにも付き合いビンボーな人が結構、多いです。

　　それは、自分にとってメリットがあると思う人だけを
　　一生懸命に探して仲良くなろうとする哀れな連中です。

　■だから、それもニホンオオカミと同じだって。

　　自分にとって悪くない人と付き合っていれば、
　　放っておいても自然治癒力で健康になります。


　なんの根拠もないけど。

　でも、体にいいものばっか選んで食っていると、
　ちょっと気を抜いただけで風邪を引くものです。

　実験したことないけど。

　いいものを取り入れる。いい人と付き合うよりも、
　悪くないものを食べて、悪い人とは付き合わない。

　これが長生きの鉄則だと思いますが、いかがなものか。by 麻生太郎風





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「早いもん勝ち」より「続けたもん勝ち」
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