2011年10月22日

機会利益の消滅

    日本で二番、ジーンズの似合うオッサン税理士が
    憎~い経営のコツや、徒然ないままの日誌を綴ります。

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     ┃経┃営┃徒┃然┃草┃
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 ■最初は『佐賀のがばいばあちゃん』は自費出版でした。

  島田洋七が3000部ほど自腹を切って配ったんです。
  それが現在ではシリーズでウン百万部を超えています。

 ■自費で作らなければ、今の『佐賀のがばいばあちゃん』は存在しません。

  だから、この程度の行動力で十分に成功するはずです。ほとんどの人は、
  出版社が決まらなければ&もう少し内容が煮詰まらなければ始めません。

 ■だから、やって失敗する人たちよりも、

  やらずに失敗する人の方が結構、多い。
  しかし、当の本人たちは平気なんです。

 ■実際に自分の財布からたったの1円も出ちゃいないからです。

  1円も出ていないから本人たちは失敗などと思っていません。
  でも、世の中の多くの商売は出なかったら大丈夫じゃなくて、

 ■なにも入ってこないから資金が枯渇してコケてしまうんです。

  やれば入ってくるべきお金がやらないために入ってきません。
  大金が目の前に置いてあるのに手を出さないバカばっかです。

 ■上記の例で言えば、『佐賀のがばいばあちゃん』は540円なので、

  印税の率を10%の50円として販売部数の400万部に乗じると、
  2億円となります。自費出版をやらなければ2億円は発生しません。

 ■それどころか、本来は入るべき2億円だったので、

  支出が0円ってことではなくて2億円の赤字です。
  やらなければ2億円の赤字と思えるかどうかです。

 ■世の中で頑張っていない奴など一人もいません。

  それどころか、多くの人は頑張り過ぎなんです。
  とにかくなんでもかんでも極めようと励みます。

 ■だから、いつまで経ってもスタートラインにも立てないんです。

  極めようとしたらNGです。3割の段階で始めれば御の字です。
  限られた自分の寿命の中で、極めることは絶対に無理なんです。



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        「人生は続けたもん勝ち」
        Written by Hiromichi

      
  
経営と節税のヒントとコツ - 謹呈浜松税理士より  otax81com/
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