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2010年08月08日

動機のすり替え-動機は不純なほうがキットいい その二-

まもなく50歳になるその男は、
医学部を受験するつもりだといった!?
高卒から大学受験に失敗し、浪人したものの願いが叶わず、
職を転々とした後、タクシーの運転手をしている。
男は「小さい頃からの医者になる夢を決してあきらめない!」、
「多くの人の命を救うんだ」そうだ。
こんな人は、人の命を救う前に、自分の命がなくなるだろう。
今から勉強しても受かりっこないし、医者になりたいんではなくて、
動機が大きすぎて、かえって弱いから、
タクシーの運転手とか仕事が嫌なだけなんだ。
人の命を救うなら、小銭を寄付すれば簡単に多くの人の命が救える。
お金を稼いで、高級車に乗りたいというならわかる。
動機はできるだけ不純でないと、目標は達成できない。


Written by Hiromichi

監修:浜松の税理士太田彰
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