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2019年11月27日

チャレンジや失敗を恐れず一生懸命に知恵を絞って商売すれば...

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     そんな浜松市の高台より
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人間の脳細胞の数は

生後をピークにあとは徐々に減っていく――。

ひと昔前まではこういわれていましたが、

近年の研究では人間の脳にある神経細胞は、

日々増減を繰り返していることが分かってきたそうです。



脳は非常に可塑性の高い器官で、

私たちの脳は毎日、

新しく起こる環境の変化に対応しています。



例えば、仕事で新しいプロジェクトを達成したとします。

その過程では、新しい仕事に意欲を持って取り組み、

情報収集や調査によって知識をインプットして、

蓄積してきた知識をアウトプットします。



時にはチームの仲間と議論を交わし、

自分の判断基準を見直したり

新しい価値観に触れたりして刺激を受け、

プロジェクトが完了すると達成感と共に

満足感や充実感を得るでしょう。



私たちの脳内では、

こうした行動を通じて常に神経細胞が生まれたり、

記憶の回路が新しく組み変わったりしているようです。



少し専門的な話になりますが

「クリスタルインテリジェンス」と

呼ばれる脳の結晶性知能と

「白質」と呼ばれる統括的知能は

40歳ぐらいから伸びると考えられており、

この2つが俗にいう本当の意味での

知恵や頭の良さや知能の高さに

関わるのではないかといわれています。




単純な記憶力は17~18歳をピークに

年々低下していくものの、

脳には逆に年齢を重ねることで

成長する部分があるのです。



チャレンジや失敗を恐れず

一生懸命に知恵を絞って商売をしてきた人は、

数字として表れない部分でも、

しっかりと積み上げてきたものがあるのです。



AIやロボットの浸透は加速度を増していき、

色々な局面で今までの常識が

通用しなくなっています。



時代や環境のせいにしたくなることもありますが、

そんなときは脳の可塑性を思い出してください。

あなたが「ついていけないよ~」と

弱音を吐きそうになっても、

脳には変化に対応する性質があります。



仕事を楽しみ、充実感を得ることで

脳は成長するのです。

変化を恐れず、

新しい経験ができることに喜びを感じ、

感謝と共にある商売をこれからも続けていきたいですね。






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Otax - 税理士太田彰サイトへ「早いもん勝ち」より「続けたもん勝ち」
Written by Akira Ota -Tax Accountant



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